ともこレディースクリニック 名古屋市中区3丁目22-13 栄町ビル4F 栄駅より徒歩3分 TEL:052-95-7777  女医による、婦人科、性病、妊娠中絶、生理痛、検診、避妊相談(ピル)などの診療。土曜・日曜も診察

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ピルの効用・副作用


ピルの効用

2006年2月1日、社団法人日本産婦人科学会が、ピルの使用のガイドライン改訂版を発表したのをご存知でしょうか。(ガイドラインの正式名称は「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」)

これにより、ピルの処方のハードルが一気に低くなりました。「低くなった」と言っても、1999年に発表されたガイドラインが諸外国のものから大きく逸脱していたために、実際には「諸外国と同じようになった」というのが正しい見方です。

ガイドラインが改訂される前は、ピル服用までに数々の検査を自費でおこなわなければならなかったために、6万円以上もの費用がピル代以外に必要となっていました。
ガイドラインの改訂で処方前の必須検査はほとんど不要となり、必要な人に必要な検査をおこなうのみとなりました。その結果、ピル代以外の料金がほとんど不要になったというわけです。

ピルの使用で注目すべき点は他にもあります。以前はピルと言えば「避妊」のために使うものという認識が一般的でしたが、最近はそれ以外の用途に使う人の方がむしろ増えてきています。具体的には、ニキビの改善、過多月経や不正出血の治療、生理痛の緩和、貧血の改善、リウマチの症状の緩和、などに用いられるケースが増えてきており、これらの効能についてはガイドラインにも明記されています。

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ピルの副作用

避妊以外にも、生理痛の軽減・ホルモンバランスの調整・生理不順の改善など、女性にとって嬉しい副効用がたくさんあります。
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@月経に関連した副効用

  • 月経困難症(月経痛)の軽減
  • 月経血量の減少による貧血の改善
  • 月経不順の改善
  • 子宮内膜症の予防と改善

    ピルを飲むと、子宮内膜があまり厚くならないうちに月経が起こるので、出血量が減り、子宮収縮も抑えられて月経痛が軽くなります。子宮内膜症になりにくくなるという報告もあり、すでに子宮内膜症にかかっている場合は、進行をくいとめられる可能性もあります。
    また、生理の周期が規則正しく28日周期になるので、生理不順への治療効果があります。生理日の予定が立ち、旅行や試験などに便利です。1カ月以上前から調整すれば、生理日を変更することも可能です。

Aホルモンバランスの改善による副効用

  • 月経前症候群(PMS)の軽減
  • にきび、多毛などの改善
  • 更年期症状、骨粗鬆症の予防

    月経前症候群(PMS)の症状が強い人は、ピルを服用すると排卵前後のホルモンの変動がなくなるため、これらの症状が軽減されます。
    また、ピルには、男性ホルモンの作用を抑えてニキビや多毛症を減らす効果や、ホルモン状態を安定させて更年期症状や骨粗鬆症を予防する効果もあります。

B排卵を抑えることによる副効用

  • 卵巣がんの予防
  • 卵巣嚢腫の減少
  • 子宮外妊娠の減少

    排卵による卵巣の損傷が減るので、卵巣がんや卵巣嚢腫などにかかるリスクが低下します。

C長期服用による副効用

  • 乳房良性疾患の予防
  • 骨盤内感染症の予防
  • 子宮体がんの予防

    ピルに含まれる黄体ホルモンが子宮内膜を保護するので、子宮体がんにかかるリスクが低下します。
    また、子宮頸管粘液が変化して、精子だけでなく細菌やウイルスの子宮への進入を防ぐため、卵管炎や骨盤内感染症など不妊の原因になる病気にかかりにくくなり、不妊の予防につながります。


近年では美容目的で服用されることに注目されています!

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ピルの副作用

開発当時(約40年前)はピルに含まれるホルモン量が多く、副作用を引き起こす例もあったため、「副作用が怖い」というイメージがつくられる原因となりましたが、平成11年に日本で認可された低用量のピルは、ホルモン量が低めに抑えられているため副作用の発生率もかなり低くなっています。

服用開始1〜2ヶ月は、下記のような副作用がでる場合があります。

  • 吐き気
  • 倦怠感
  • 不正出血
  • 頭痛
  • 乳房の張りなど

副作用を訴える人もいますが、
症状の多くは1〜2ヶ月で軽減します。

ピルの副作用⇒通常は1〜2ヶ月でおさまります。

太ることを心配される方が多いですが、ほとんどの女性は変化が見られません。
むしろ、ピルを服用することにより体調がよくなり、その結果、食欲が増すという傾向にあるようです。

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