ともこレディースクリニック 名古屋市中区3丁目22-13 栄町ビル4F 栄駅より徒歩3分 TEL:052-95-7777  女医による、婦人科、性病、妊娠中絶、生理痛、検診、避妊相談(ピル)などの診療。土曜・日曜も診察

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診療案内

おりもの異常


おりものとは?

子宮、膣、汗腺からの分泌物が混じりあった”粘性のある液体”がおりものです。

おりものには大きく分けて2つの役割があります。

@自浄作用
おりものは、膣の中を酸性にして適度に潤すことで細菌が膣を通して体に入り込むのを防ぐ働きをしています。 また、古い細胞や、いらなくなった老廃物を体外に排出しています。膣の中を神経質に洗う人がいますが膣壁を守っているおりもの(デーデルライン桿菌)までも一緒に洗い流してしまうことに!
おりものは膣の中をきれいに保つ力を持っているんです。

A受精の手助け
排卵期はおりもの量が増加しますが、その中でも特に子宮頚管部のおりものは、精子がスムーズに子宮内に到達するための役割も担っています。

 

正常なおりものと異常なおりもの

正常なおりものの色は個人差はありますが、主に透明に近いか白っぽい色をしています。下着などについて乾くと薄黄色に変色します。
においは微かに甘酸っぱさがあることもあります。このにおいの元はデーデルライン桿菌という善玉の乳酸菌です。
正常なおりものとしてまず把握しておくべきことは、排卵時のおりものの大きな変化です。排卵時のおりものは、ツーっと糸を引くような粘性があり、量も多いのです。 他の時期とはまったく異なる状態ですので、自分でもその変化をつかみやすいもの。この大きな変化が無い場合には、卵巣が働いていない、つまり排卵が無いと判断できます。排卵時は少量の出血があることがあります。排卵時の出血である、と自分で判断できることによってはじめて「心配いらない」とわかるものですので、自分の生理周期による変化を知った上で、正常かどうか判断することが重要です。

女性にとって、子供を産む、産まないにかかわらず、定期的に排卵があるということは大切なことです。おりものの状態によってそれは把握できますので、状態の変化を知っておくことは重要だといえます。おりものの状態と共に、基礎体温表をつけて、ふたつを合わせて把握しておくと更によいでしょう。

【おりものの変化】
病気を疑うことだけではなく、健康のバロメーターの役目もあります。
おりものの変化
体の状態
水っぽくて白くサラサラしていて量が多い
胃腸が弱り、体がむくむ
透明感がなく、足腰がだるい
腎臓が弱っている
黄色でネバネバしていて臭いやかゆみがある
免疫力が弱っている
赤っぽく少し臭う
ストレス
水気がなく量が極端に少ない
体内の水分量が足りてない


膣内を常にビデなどで洗浄していませんか?

おりものが気になるからと言って、常にビデなどで洗浄してしまうと膣の中を守っている大切なデーデルライン桿菌まで、洗い流してしまうことによって雑菌の繁殖を促す結果になり、炎症や病気をまねいてしまいます。
日頃から入浴時などに膣を清潔に保ち、おりものの変化をチェックするのは大切ですが、洗い過ぎて逆効果になってしまわないように気をつけてください。

おりものの色やにおいに異常があり、外陰部が赤く腫れたり、痛みを伴う状態のときは早めに婦人科を受診しましょう。

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カンジタ膣外陰炎について

カンジダ膣炎は真菌というカビの一種が膣の中に異常に増殖しておこる病気です。女性の約 80 %がかかると言われている頻度の高い病気です。カンジダは健康な女性でも膣内に少数存在していますが、通常は症状もなく無害です。
人によっては、何度も繰り返し再発することもあります。

症状

  • 膣・外陰部のかゆみ
  • 白いヨーグルト状のおりもの増加(酒粕状・チーズ状など)
  • 性交時痛
  • 外陰部・膣の灼熱感・痛み・軽度の腫れ・発赤などがあります。

時には、引っ掻いたりして外陰部の傷・腫れ・炎症が見られることが多いです。勿論他の性器の感染症でも似た症状をきたすこともあります。糖尿病やステロイド剤の投与中の時は、膣よりも外陰部・股の所に炎症が強くなる傾向にあり、湿疹様になることが多くなります。

原因

  • 疲れ・風邪・ストレスなど免疫が落ちた時
  • 抗生物質などの使用後(元々の膣内細菌も殺してしまうための菌交代現象)
  • 妊娠時など(膣内酸性度の低下)
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 食生活の乱れ( ビタミンB不足など ) などがあります。
  • 高温多湿の環境下(例えば、おりものシートの使用、化学繊維の下着、厚めのジーンズやストッキングの着用など)

    その他、副腎皮質ステロイド使用中や糖尿病、肥満、免疫抑制剤使用中などが誘因として挙げられます。明らかな誘因が無い時でも症状を起こす方もおられます。

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