ともこレディースクリニック 名古屋市中区3丁目22-13 栄町ビル4F 栄駅より徒歩3分 TEL:052-95-7777  女医による、婦人科、性病、妊娠中絶、生理痛、検診、避妊相談(ピル)などの診療。土曜・日曜も診察

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診療案内

がん検診

 


子宮頸がん(けいがん)

子宮がんは子宮の入り口にできる「頸がん」と子宮の奥にできる「体がん」があります。


このうち「子宮頸がん」は20〜30歳代の女性に多く、HPVというウィルスの感染が原因で、発症することが明らかになっています。そのためウィルス感染の早期発見をすることで早めに対策を立てることができます。 但し、HPVというウィルスに感染しても実際に子宮頸がんになる方は少数ですので、あわてる必要はありません。


子宮頸がん 画像

 

子宮頸がんの原因はウイルス!

子宮頸がんはその他のがんと異なり、原因が解明されています。子宮頸がんの原因は、ほぼ100%がヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染であることが明らかになっています。子宮頸がんの原因である発がん性HPVは、皮膚と皮膚(粘膜)の接触によって感染するウイルスで、多くの場合、性交渉によって感染すると考えられています。発がん性HPVは、女性の約80%が一生に一度は感染していると報告があるほどとてもありふれたウイルスです。このため、性交渉のあるすべての女性が子宮頸がんになる可能性を持っています。

※平成22年4月1日から名古屋市の子宮がん検診自己負担金が500円になりました。
くわしくは名古屋市ホームページでご確認下さい。 ⇒ 名古屋市ホームページ




子宮頸がんは予防できます!!

●子宮頸がん予防の新ワクチン『ガーダシル』登場

GARDASIL (ガーダシル)はヒト・パピローマウィルス(HPV)の うち 6型, 11型, 16型, 18型が関与して起こりうる次の疾患の予防に役立つ予防接種です。
・子宮頸がん
・子宮頸部の前癌病変や異形細胞病変
・膣の前癌病変や異形細胞病変
・陰唇の前癌病変や異形細胞病変
・尖圭コンジローマ
子宮頸がん新予防ワクチン「ガーダシル」

感染を防ぐために3回のワクチン接種で、発がん性HPVの感染から長期にわたって身体を守ることが可能です。しかし、このワクチンは、すでに今感染しているHPVを排除したり、子宮頸部の前がん病変やがん細胞を治す効果はなく、あくまで接種後のHPV感染を防ぐものです。このワクチンは、子宮頸がんの原因となりやすいHPV16型とHPV18型のウイルスに対する抗体をつくらせるとともに、尖圭コンジローマの原因となりやすいHPV6型、HPV11型のウイスルに対する抗体もつくらせるワクチンです。なお、このワクチンに含まれるウイルスには中身(遺伝子)がないので、接種しても感染することはありません。

■尖圭コンジローマとは?■
●原因
 ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)
 HPVには子宮頸ガンを引き起こすリスクの高いものもある
●女性の症状
 潜伏期間(約3ヶ月〜8ヶ月)
 外陰部・膣壁・子宮の口元にニワトリのトサカ状のイボ
 新生児への産道感染・肺炎 喉にイボ
 痛みやかゆみはあまりない
●男性の症状
 潜伏期間(約3ヶ月〜8ヶ月)
 症状が出ない場合が多い
 亀頭・陰のうにイボ
●治療
 軟膏 外科的切除 凍結治療

尖圭コンジローマ写真

大きくなるとカリフラワーやニワトリのトサカのような状態になることもあります。再発しやすく、完全に治すことが難しいと言われています。

怖いのは、妊娠中の尖圭コンジローマが母子感染を起こすこと。
こどもが再発性呼吸器乳頭腫症(RRP)になることがあります。
再発性呼吸器乳頭腫症写真妊娠している女性が尖圭コンジローマを発症していると、出産するときに産道で赤ちゃんにHPVが感染してしまう可能性があります。
腟内にコンジローマが多発している場合や非常に大きなコンジローマでは帝王切開が必要になることがあります
また、生まれてきた赤ちゃんがHPVに感染した場合、ごくまれですが再発性呼吸器乳頭腫症(RRP)を発症してしまうことがあります。
この場合、一生を通して声がかれたり、イボが大きくなることで呼吸困難になり、命にかかわることもあります。 イボを取り除くため、10回、20回と手術を繰り返すことも稀ではありません。

●予防ワクチンの接種方法

子宮頸がん予防ワクチンは、肩に近い腕の筋肉に注射します。
1〜2回の接種では十分な抗体ができないため、 半年の間に3回の接種が必要です 。
ワクチンの効果がどのくらい続くのかは現在も検証中ですが、ワクチンを3回きちんと接種した人では6.4年間(2009年12月現在)は、HPVの感染を防ぐのに十分な量の抗体ができていることがわかっています。
予測した効果年数は40年間は持続するだろうと言われています。

子宮頸がん予防ワクチン「ガーダシル」 接種スケジュールと感染予防効果

●ガーダシル接種費用

1回目
\21,000(税込)
2回目
\16,500(税込)
3回目
\14,500(税込)
合計
\52,000(税込)

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子宮体がん(たいがん)

子宮がんは子宮の入り口にできる「頸がん」と子宮の奥にできる「体がん」があります。


子宮体がんは子宮内膜がんとも呼ばれるように、胎児を育てる子宮の内側にある子宮内膜から発生する病気です。一方、子宮腟部や頸管の上皮から発生したがんが子宮頸がんです。 同じ子宮のがんであっても、 子宮体がんと子宮頸がんは、診断・治療・予後においてすべて異なりますので、子宮体がんと子宮頸がんの違いを正しく理解することが大切です。


子宮体がん 画像


原因

子宮体がんの詳しい原因は不明ですが、女性ホルモン(エストロゲン)の増加が関連があることが分かっています。エストロゲンの機能のひとつとして子宮内膜の増殖刺激があります。発生率のピークは60〜70歳ですが、5%弱では40歳以前に発生しています。子宮体がんになる危険性は、エストロゲンの分泌が増加している女性ほど高いことがわかっており、肥満、高血圧などが子宮体がんに関連があることもわかっています。この他にも未経産、不妊、糖尿病の女性も子宮体がんの危険因子となっています。

症状

  • 異常子宮出血
  • 月経周期の異常
  • 閉経後に性器出血や点状出血がみられる
  • 40歳以上の女性で、異常に長い、多量の、または頻発する出血がみられる

    内診上、特に病気の初期段階では、異常が認められないことがよくあります。

 

危険が高くなる条件が特定されているので、その条件に該当する女性は医師の指示をしっかり守ることが重要となります。こまめに内診と検査を受けましょう。

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卵巣がん

卵巣は子宮の両わきに各ひとつずつある親指大の楕円形の臓器です。生殖細胞である卵子がそこで成熟し、放出されます。それとともに周期的に女性ホルモンを分泌しています。


卵巣にできる腫瘍の85%は良性です。卵巣の腫瘍はその発生する組織によって大別されます。最も多いのは、卵巣の表層をおおう細胞に由来する上皮性腫瘍で、この中には良性腫瘍と悪性腫瘍(がん)の他に良性、悪性の中間的な性質をもつ腫瘍(中間群)があります。上皮性腫瘍はさらに5つの細胞型に分かれ、それぞれ異なった性格をもっています。上皮性のがんは卵巣がんの90%を占めています。


卵巣がん 画像


原因

卵巣の悪性腫瘍のうち胚細胞性のものやホルモンを産生する腫瘍の発生原因やリスク因子は現在まで明らかにされていません。

一方、表層上皮由来のがんのリスク因子については

  • 内分泌因子
    排卵のときに傷ついた表層上皮が何らかの機転で卵巣の実質内へ取り込まれ、そこからがんが発生すると考えられていますので、排卵の回数が多いほど卵巣がんのリスクが高まると考えられています。未妊や排卵誘発は卵巣がんに対して促進的に働き、経口避妊薬(ピル)による排卵の抑制は卵巣がんの発生を抑制すると考えられており、最近の少産傾向による妊娠・分娩数の減少や授乳期間の短縮により、妊娠・授乳による無排卵期間の短縮のため卵巣がんの発生が増加する傾向にあるとされています。
  • 環境因子
    動物性脂肪の多量の摂取や喫煙があげられております。
  • 遺伝因子
    卵巣がんを発生しやすい遺伝子異常をもつ家系のあることが報告されています。

症状

卵巣は膣を通して外界と交通している子宮と異なり、骨盤内に存在しているため症状が出るのが遅く、進行してはじめて診断されることが少なくありません。
統計的には、お腹が張る、腹痛、胃腸障害、頻尿(尿が近い)、体重減少などが多い症状ですが、これらは他の病気でもしばしば見られるもので、卵巣がんに特異的な症状ではありません。
最近では上に挙げた症状のため受診し、エコー検査で初期の間に発見される卵巣がんが増えてきており、原因のはっきりしないお腹の張りや腹痛などの症状をみたときはエコー検査を受けることが卵巣がんの早期発見につながる可能性があります。

 

日本における卵巣がんの発生頻度は1985年の成績で人口10万人あたり5.7で欧米(米国:13.3、英国:11.1、ドイツ:11.6、スエーデン:14.9)と比べて低いといわれていますが、最近の少産傾向や食生活の欧米化などにより増加傾向にあると考えられています。

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